この記事の内容
- カワイのグレードテストって何?
- グレードテストって受けないといけないの?
- グレードテスト何級って履歴書に書ける?
- グレードテストを受ける意味
この記事を書いている私は、ピアノ歴40年、2人の子供たちもピアノを習っています。
カワイのサウンドツリーという教材を使ってレッスンしていて、教本が1冊が終わるころになると先生から「そろそろグレードテストを受けましょう」と、お声がかかります。
今回は、そもそも、このグレードテストとは何なのか、必ず受けなければいけないのか、受けないとどうなるのか、などについて書いていこうと思います。
※記事は3分ほどで読めます。グレードテストって何なのか、分かっていただけるかなと思います。
カワイのグレードテストって何?
ピアノのグレードテストは、一言でいうと、「到達度テスト」のようなものです。
サウンドツリーの教本を1冊終えた子供が、ちゃんと技術を習得することができているのかの確認です。先生が生徒にちゃんと指導できているか、の確認にもなっているかと思います。
ただ、受験料を払ってまで受ける必要があるものなの?と疑問を持つ方もいらっしゃると思います。そこで、もう少しグレードテストについて、くわしく解説していきたいと思います。
グレードテストって受けないといけないの?
グレードテストは義務ではないので、受けないと決めた場合は、先生に「受けません。」と伝えれば大丈夫です。
「受けないなら教室を辞めてください」なんて事にはならないと思いますが、やんわりとお断りした方がいいかもしれませんね。
ただし、カワイのピアノコンクールに出場する予定がある場合は、必ずグレードテストを受けておく必要があります。
グレードテスト何級って履歴書に書ける?
カワイの入社試験や、ピアノを教えたり、弾いたりする職業に就くための履歴書ならば、書いてもいいかと思います。
ただし、かなりレベルの高い級でないと意味がないかもしれませんね。
グレードテストを受ける意味
じゃあ、グレードテストって何のために受けるのかと言えば、子供のモチベーション維持のためかな、と私は思います。
がんばって教本を1冊仕上げて、テストを受けて、合格したら賞状をもらえます。
カワイグレードテストの公式サイトには、グレードテストの目的の一つとして、このような記載があります。
内的動機づけ
生徒さんの学習に対する動機づけとして、外から与えられるものによって動機づけられるのではなく、自らの意識の中で知識や技術が身に付いてゆくことを自覚し、その自覚が次のステップへの意欲となることを目指します。
なんだか難しいですが、「親や先生にやらされるんじゃなくて、自分ががんばると上達するんだ、ということに生徒自身が気付き、さらにがんばっていけることを目指す」というような事でしょうか。
でも、1度受けてみて、保護者が必要ないと判断するならば、受けなくていいかと思います。
受験を断ると先生と気まずくなるかも、という心配もありますが、モヤモヤした気持ちを引きずるのは嫌ですよね。
そんな時は、迷っていることを先生に伝えて、話し合ってみてはいかがでしょうか。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!