今回は、サウンドツリー4Aの進度のめやすを、次女のレッスンの記録をもとに書いてきます。
この記事を読むと分かること
・サウンドツリー4Aを終了するまで何ヶ月かかるかの目安
・教材の価格とセット内容
・サウンドツリー4Aの曲目と練習のコツ
サウンドツリー4A、何ヶ月で終わる?練習の期間
サウンドツリー4Aは、全部で25曲です。
1曲をだいたい、3回で合格するとして、1年ちょっとくらいで終わるかな、と予想しています。だいたい2、3曲のかけもちでのレッスンになります。
曲がだんだん難しくなってきているので、1週目に片手づつの練習、2週目に両手で合わせる、3週目に強弱や感情を込めての仕上げ、というように目標を立てて進める必要がありそうですね。
途中、発表会があるので、1~2ヶ月はテキストをお休みすることになるかと思います。発表会の曲の難易度や、子供のモチベーションにもよりますが、遅くても1年3ヶ月以内には終わらせたいですね。
のんびりやっていると、いつまでたっても終わらないので、そこはやっぱり保護者がスケジュールを管理する必要があります。週末の時間がある時に「ここまで出来るようになる」と決めてレッスンしておかないと、なかなか進みません(^^;)
ちなみに、グレードテストで演奏する曲は、「23.ひばり」「36.スラヴ人の踊り」の2曲になります。「スラヴ人の踊り」の方は割とすんなりいきますが、「ひばり」がちょっと曲者かも、です。後で詳しく解説します。
また、サウンドツリーに加え、次の教本も併用しています。
・バイエル・チェルニー
この2冊については、また別の記事でお話します。
サウンドツリー4A 教材の値段はいくら?セット価格
サウンドツリー4Aは、以下のような教材がセットになっています。
・サウンドツリー4A(テキスト) 1,800円+税
・サウンドツリー4A ワークブック 500円+税
・サウンドツリー4A CD 2,000円+税
・サウンドツリー4A シール 200円+税
合計で4,860円(8%税込み)のセットです。
サウンドツリー3Aと比べると、出席ノートがなくなっていました。
サウンドツリー4A 新しく習うことと練習のポイント
サウンドツリー4Aでは、ペダルの練習がスタートします!
「6.波のおしゃべり」から、ペダルの指示がある曲がちょこちょこ出てきます。(全曲ではありません)
また、変ロ長調、ト短調、ホ短調、ニ長調、ロ短調の曲とその説明、それに対応するワークの学習もあります。
並行調、同主調、といった難しいことばも出てきます。
「~なんだよ。」「~というよ。」というふうに、小さい子に向けた語り口調で説明しているものの、内容を理解するのはなかなかはむずかしいです(;'∀')
サウンドツリー4A 曲目一覧と練習のコツ(曲別)
サウンドツリー4Aは、練習曲が25曲と、説明のページになっている項目が12項目あります。(※曲には、★のマークを付けてあります。)
サウンドツリー4Aには、サウンドツリー3Bと同じように「れんしゅうのヒント」が書かれている曲があります。
レッスンでは飛ばしてしまうかもしれませんが、おうちで読んで、やってみると、確実にレベルアップしますよ!
ステップ1
2.気のいいあひる★
3.小さな世界★
4.大きなぶどうの木
5.ペダルのれんしゅう
6.波のおしゃべり★
「6.波のおしゃべり」
はじめてペダルを付ける曲の練習です。譜読み自体はむずかしくないので、ペダルに集中して。波がゆれるように、なめらかに弾けるといいですね。
ステップ2
8.変ロ長調のお話
9.メリークリスマス★
10.昔のフランスのうた★
11.ト短調のお話
12.ぼくたちの冒険★
13.蕾から花になる
「12.ぼくたちの冒険」
先生との連弾です。左のページは先生、右のページを生徒が弾きます。
コン・モート(動きをもって)という見慣れない言葉がでてきましたが、「動きをもって」の通り、緩急を付けて、冒険するように弾いてみましょう。
ステップ3
15.並行調ってなあに?
16.アリオーソ★
17.メヌエット K2★
18.ソナチネ★
19.ノイバイエルンの踊り★
「17.メヌエット K2」
モーツァルト作曲。楽譜だけ見ると簡単そうですが、このような2声の曲は弾いてみると、ずっとずっと弾きにくいです。
片手づつの練習をしっかりとしてから、少しづつ、こまかく区切って、両手であわせていくといい感じです。
ステップ4
21.トロイカ★
22.ホ短調のお話
23.ひばり★
24.初めての悲しみ★
25.気持ちを音にしたら?
「23.ひばり」
グレードテストの課題曲です。左手の和音、分散和音の形がころころと変わって、なかなか弾きにくい曲です。
右手はリズムにさえ慣れてしまえばそれほど難しくありません。左手は覚えてしまうまで何度も練習したいですね。
ペダルも付きます。ペダルの支持は楽譜の全部には載っていませんが、「simile」というのは「同じように」という意味ですから、ずっと同じようにペダルを付けますよ。
「24.初めての悲しみ」
先生との連弾です。左のページは先生、右のページを生徒が弾きます。
感情をこめやすい曲なので、たまには自分に陶酔して弾いてみるのもいいです。
曲の最後は思い切りドラマチックに!
ステップ5
27.リズムであそぼう!
28.いいことがありそう★
29.ニ長調のお話
30.同主調ってなあに?
31.よろこびのうた★
32.トム・ピリピ★
33.ロ短調のお話
「28.いいことがありそう」
湯山 昭先生の曲ではありません(^^;)
ちょっと早いテンポで、ウキウキ感を出すといい感じに仕上がりますね。
ステップ6
35.かくれんぼ★
36.スラヴ人の踊り★
37.鐘の音★
「36.スラヴ人の踊り」
グレードテストの課題曲です。ひばりとスラヴ人の踊りの2曲になります。
こっちは、ひばりにくらべると、それほど難しいところはないですよ。
左手にはっきりとアクセントを付けて、ジャーン、ジャーン、と弾くとかっこよく仕上がります。
これで、サウンドツリー4Aはおしまいです。
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最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。