大人のピアノ独学【リズムが分かる!】おすすめの本3選

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ピアノの楽譜で『リズムがよく分からない方
「音階は分かってきたけどリズムがよく分からない、音をどれだけ伸ばしたらいいのか分からない、リズムの基礎が知りたい」

こういった疑問を持つ方に、おすすめの本を紹介します。

大人のピアノ独学【リズムが分かる!】この3冊をおすすめします

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この記事で紹介する本

  • 『できる ゼロからはじめる楽譜&リズムの読み方 超入門 (CD付)』
  • 『とにかくリズムがとれない人のための本リズムにノッてどこまでも CD付』
  • 『リズム感が良くなる「体内メトロノーム」トレーニング (CD付)』

この記事を書いている私は、ピアノ歴40年、2人の子供たちもピアノを習っています。

 

リズムって意外と算数の要素が入ってくるんですよね。4分の4拍子は、1小節に4分音符が4個、8分の6拍子なら、1小節に8分音符が6個入、8分音符は4分音符の半分の長さ、符点が付くと1.5倍の長さになるなど。

 

子供にとって、リズムを理解するのは、なかなか難しいのですが、大人には、理論を分かって練習できる、という大きなメリットがあります。

 

大人なら、分かりやすく説明された本を読んで練習すれば、独学でもリズムを短期間で習得できるかと思います。

 

そこで、今回は、『リズムが苦手』という大人のピアノ初心者の方のために、リズムが分かるようになる、おススメの本を3冊紹介します。

 

リズムの本を選ぶうえで、注意点がひとつあります。子供向けのワークブックは、ピアノの先生が子供に教えることを前提としているため、独学する大人には向いていません。自分でリズム打ちをしてみても、みてくれる先生がいないと、それが正解かどうか分からないからです。ご注意ください。

 

『できる ゼロからはじめる楽譜&リズムの読み方 超入門 (CD付)』

ピアノ入門者、初心者で、楽譜の読み方が全然わからない、という方に、すごくおススメ出来る本です。

 

踏切の音にあわせて手を叩いてみたり、カレー、ラーメンといった言葉をリズムであらわしてみたり、飽きずに楽しく学ぶことができます。CD付きなので、CDを聴きながら本を見れば、リズムがよく分かります。

 

リズムに特化した本ではなくて、音の高低や、速度や感情をあらわす記号などについても網羅しているので、ピアノ入門者、初心者が、楽譜に付いて最初に読む本に最適です。

 

初心者用の楽譜をよむためのリズムを説明している本の中では、一番分かりやすいと思います。

 

この本は楽譜のよみかたについて広く浅く書かれているので、すでに楽譜がある程度わかっている中級者にとっては、もの足りない内容かも。

『とにかくリズムがとれない人のための本 リズムにノッてどこまでも CD付』

リズム感がない、とにかくリズムが苦手、難しい説明も苦手、という方は、この本がおすすめ。リズム感を養うためのトレーニング本です。

 

CD付きなので、本を読んで、実際に聞けるので、とても分かりやすいです。

 

この本に沿って、繰り返しトレーニングしていくことで、ビートが体に刻まれていくという感じでしょうか。

 

『リズム感が良くなる「体内メトロノーム」トレーニング (CD付)』

この本に関しては、楽譜も出てこないのですが、4分音符、8分音符、16分音符を、3拍子、4拍子で手を叩いてリズムをとり、ゲーム感覚でトレーニングできる、という内容です。

 

リズムという概念がイマイチ理解できない、頭では理解できてもうまくリズムにのって弾けない、というようにリズムに苦手意識がある方には、リズムだけを取り出してトレーニングできるこの本がおススメです。

 

楽譜のリズムが読めるようになるためには、一番最初に紹介した『できる ゼロからはじめる楽譜&リズムの読み方 超入門 (CD付)』のような本も合わせて読む必要があります。

【リズムが分かる】おすすめの本を3冊、紹介させていただきました。

 

リズムはなかなか難しいので、分かりやすく教えてくれる本や教材が必須です。

 

リズムや音階が分かるようになると、自分の好きな楽譜を選んで弾けるようになりますので、ぜひ少しづつでも取り組んでみてください。

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