簿記3級の参考書「簿記がわかってしまう魔法の書」が分かりやすい

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簿記3級の分かりやすい参考書を探している人「どのテキストも分かりづらい。試算表が難しくて困っている。」

 

結論から言うと、「簿記がわかってしまう魔法の書」は簿記3級の独学には、とても役に立ちました。

 

「試算表、貸借対照表、損益計算書」の部分を、分かりやすく説明しているからです。

 

わたしは簿記3級を独学で勉強しましたが、試算表のところで急に分からなくなって、完全に行き詰りました。

 

テキストだけでは理解できなかったので、入門書もいろいろ見ましたが、どれも「仕訳の説明」ばかりで、あまり役に立ちませんでした。

 

今回は、試算表の説明がいちばん分かりやすかった参考書「簿記がわかってしまう魔法の書」の内容を、くわしくレビューします。

 

文章やイラストなど、少々「クセが強い」本です。

 

記事の後半では、この本の他に「簿記3級が難しくて行き詰った時、役立ったもの」を紹介します。

 

簿記3級の参考書「簿記がわかってしまう魔法の書」が分かりやすい

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]簿記3級のテキストを読んでもよく分からない時は、先にこの本を読むと、簿記が理解できます。

 

字が大きくて、イラストもたくさん、2、3時間あれば全部読める内容です。

 

ただし、簿記3級の範囲を網羅している訳ではないので、テキストは別に1冊必要です。

 

「簿記がわかってしまう魔法の書」はこんな本

子ども向け?しかも、低学年向けの物語?と思ってしまう冒頭部分。

 

ストーリーはどんなかと言うと、魔法使いが、男の子に魔法の豆をくれるところから始まります。

 

「魔法の豆=お金」なんですけど、その豆を、借りたり返したり、使ったりすることで、簿記を解説しています。

 

まず「簿記ってこういうことだよね」と、簡単に分かってしまう部分を抜粋します。前の部分を省略しているので状況が分かりづらいかもですが、最後のお婆さんの言葉が最重要です。

2つの豆を収穫しました。

半分ずつ分ける約束だから、

1つはボクのもの、1つはお婆さんのものですね。

それを聞いてお婆さんはいいました。

おやおや、それでいいのかね。

おまえには豆を1つ貸してあげたね。

それを返してもらうと、私が2つ、おまえはゼロだ。

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ルカよ、おまえは自分が儲けているのか、損しているのかが、

わかっておらんようじゃな。

それでは、どんなに働いても貧しいままじゃ。

いいかい、それでは簿記の魔法を教えるよ。

まずは、「手に入れた豆」と「使った豆」に分けて整理してごらん。

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目に涙をためたルカがかわいそうではありますが、儲けているのか、損しているのかが一目瞭然で分かるようにまとめるのが「簿記」なんですよね。

 

簿記3級のテキストを読んで、問題を解くだけでは、このような基本的な概念がイメージしにくく、それが簿記を難しくしている原因の1つなんじゃないかなと思いました。

 

試算表を重視しているめずらしい入門書

「簿記がわかってしまう魔法の書」のいちばんの特徴は、試算表をくわしく解説している入門書だ、というところです。

 

「簿記3級のテキストを読んでも試算表のところが分からないから、入門書を読んでみよう」と思っても、たいていの入門書は、仕訳の説明がメインです。

 

「分かりやすく解説してほしいのは仕訳の後じゃ!」

 

この本は、そんなニーズにこたえた、数少ない本かな、と思います。

 

試算表の部分はこんな感じです。

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ルカとお婆さんの物語を読んだ後だと、この表がスッと入ってきます。

 

ホームポジションも、テキストだけ読んでも「ああ、大事なんだ」くらいにしか思わなかったですが、この本だとイメージとして頭に入ってきやすかったです。

 

ちょっとクセが強い文章と挿絵

「簿記がわかってしまう魔法の書」は、全体的にとても分かりやすい簿記の本ですが、筆者さんのクセがわりと強めです。

 

たとえば「借方、貸方」の説明で、こんな部分があります。

深く考えてはいけないといわれても、やっぱり気になる人のために、一応、語源を紹介しておきましょう。昔々のことです。

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貸した相手を「借り手」、借りた相手を「貸し手」とよんでいるので、ややこしさ倍増です。だから、こんな説明をしたところで、やっぱりわからないのです。

たしかに、説明を読んでもちっとも分からなかったので、思わずプッと笑ってしまいました。

また、イラストもかなりクセが強いです。たとえば、こんなイラスト。

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全体的に、シュールな雰囲気なんですよね。わたしは結構ツボにはまって、ニヤニヤしながら、あっという間に1冊読み終えました。

 

簿記の勉強を始める前や、行き詰った時に読むと、独学でも「簿記を理解できる」と思いました。

 

「簿記がわかってしまう魔法の書」は、アマゾンの無料試し読みで結構たくさん読めますよ。

簿記3級が難しくて行き詰った時、役立ったもの

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「簿記がわかってしまう魔法の書」のほかに、簿記3級が難しくて困ったときに、役立ったものを紹介します。

おもしろかった簿記のマンガ

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「女騎士、経理になる」というマンガが面白かったです。

 

異世界ファンタジーもので、勉強と言う感じはなく、息抜きにサラッと読めるマンガです。

 

この漫画だけで簿記3級に受かったりはしませんが、「こういう所でこんな風に使うんだ」という、簿記の具体的なイメージが掴めるようになりました。

 

簿記が「ただの作業」ではなく「使うための知識」として、分かるようになると思います。

 

楽天koboの無料立ち読みで、わりとたくさん読めます。

 

無料の動画が分かりやすかった

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テキストだけで行き詰った時、無料の講義動画も役に立ちました。 オンスク.JPというやつです。

 

無料で見れる動画は3本ですが、おすすめの動画は「簿記の意義(約10分)」です。

 

「仕訳」から「帳簿・試算表・精算表」へつなげて考える手助けになりました。そもそも私は「総勘定元帳が何か」さえ理解していなかったのでした。

 

メールアドレスと性別だけ登録すれば、無料で見れます。

 

詳しくは別の記事で書いてます。

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まとめ

結論をまとめると、こんな感じです。

【まとめ】

  • 「簿記がわかってしまう魔法の書」は、試算表以降をやさしく説明している参考書
  • 簿記3級の独学には、他にテキスト1冊必要
  • マンガ「女騎士、経理になる」もおすすめ
  • オンスクの無料動画も役に立った

独学で、簿記3級にテキスト1冊だけで合格するのは、かなり難しいです。

 

入門書や動画、マンガなどもどんどん利用して、楽しく簿記を勉強すると、記憶にも残りやすく、一石二鳥です。

 

急がば回れ。ということわざもありますし、ぜひ試してみてください。

 

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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