ピアノ発表会【上手に動画を撮影するコツ】ベスポジと避けたい場所

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お子さんやお孫さんのピアノの発表会、演奏するのは一度きりですから、バシッと完璧に録画したいものです。

 

私は、子供のピアノ発表会を10回以上経験してきましたが、子供の演奏の撮影に失敗した苦い経験が、何度かあります。

 

そこで今回は、私自身の失敗をもとに、何度も試行錯誤をくり返して分かった『ピアノ発表会で上手に子供の演奏の動画を撮影できるコツ』をまとめてみました。

 

事前にコツさえ押さえておけば、当日はポチっと録画ボタンを押すだけで上手に撮ることができます。ぜひとも試してみてください。

 

ピアノ発表会【上手に動画を撮影するコツ】ベスポジ確保でビデオをキレイに撮ろう

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子供の動画撮影に絶対必要なものがあります。

 

それは、三脚。

 

楽天市場やアマゾンで、2,000円位でいいのが買えます。

 

運動会とか、学芸会とか、子供の撮影にはずっと使えますから、早いうちに買って、使い回すのがお得。

 

三脚の選び方

三脚と一言でいっても、種類がいろいろあって迷いがちですが、売れ筋の値段が安いもので十分使えます。

 

お値段が安いものは、カメラを動かす時にあまりなめらかに動かないですが、ピアノ発表会では動かす必要がなく、固定させる事だけが目的なので大丈夫です。

 

軽くて小さいので、持ち運びも簡単ですし。

 

意外と安くて、2,000円位からあります。運動会や学芸会にも大活躍。

 

私はこれを使っています。安いけど、十分つかえます。


 

 

値段が高い三脚は、カメラを滑らかに動かすことが出来、安定性も高いので、撮影中にカメラを上下左右に振ったり、自在に操ることが出来ます。

 

でも、大きくて重いので、持ち運びは不便かも。

 

三脚を使うメリット

  • 最初に録画ボタンを押すだけで、あとは子供の演奏を生でじっくり聴くことができる。
  • ビデオカメラを三脚で固定して撮影し、カメラを手で持って写真を撮影すれば、一人で動画も静止画も撮れる。
  • ブレずに、同じアングルで、きれいに撮れる。

 

手でビデオカメラを持って撮影していると、どうしても液晶画面に目が釘付けになってしまうんですよね。

 

一度しか演奏しませんから、やっぱり子供の姿は目に焼き付けておきたいですし、演奏も生で集中して聴きたいです。

 

三脚を使うと、手にはスマホやカメラを持って、動画と静止画、両方とも一人で撮影できてしまいます。

 

静止画の撮影に夢中になってしまうと、やはり子供の演奏を聞き逃してしまいます。

 

写真は数枚撮るくらいにして、子供の演奏を楽しむのがベストかも。

 

ベスポジはどこ?子供が一番きれいに撮れる場所

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もう少し上から、または左から撮影すれば指まで映りますね

子供がきれいに撮れるベストポジションさえ押さえることができたら、もうほとんど動画の撮影は成功したも同然です。

 

あとは、三脚をセットして、自分の子供の出番までに、他のお子さんで試し撮りをして、微調整と準備をしておけばOK。

 

舞台の高さよりも上の位置から、若干下に見下ろす位置

300~400人程度収容のホール(出場者が50~80人程度)ならば、ベスポジは、ちょうどホールの真ん中あたりです。

 

中央に通路がある場合、撮影中にカメラの前を横切られてしまう可能性がありますから、少し離れた方がよいです。

 

事前に会場の見取り図が手に入るのなら、どこに座るか狙いを付けておけば完璧。

 

おススメはステージに向かって真ん中から左半分側

中央寄りだと表情がメインに撮れ、左寄りだと指の動きをメインに映すことができます。

 

中央よりも右側に行き過ぎると、グランドピアノの屋根が邪魔になり、指どころか、顔も映らなくなってしまうので、要注意。

 

左側すぎても、背中しか映りません。

 

カメラの構図もチェックしておく

人物を中央にすると、左側のスペースが空いてしまいバランスが悪いので、人物が左側、右側にピアノが来るように、構図を決めておきます。

 

ピアノ全部入れると人物がちいさくなってしまうので、全部入れる必要はないですが、そのあたりはお好みで。

 

小さい会場の場合

ホールは後ろの席にいくほど椅子の位置が高くなっているものですが、傾斜がない小さい会場での発表会は、最前列で撮った方がいい場合もあります。

 

最前列で撮影する場合、自分の子供の番がおわったら、次の子の演奏がはじまる前にすみやかに撤収して、他の父兄に場所を譲ってあげるとスマートですね。

 

きれいな音を残すために、絶対に避けたい場所

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子供の演奏の動画撮影のベスポジを説明しましたが、避けた方がいい場所が4つあります。

  1. 最前列
  2. 出入口の近く
  3. 赤ちゃんや小さい子供の近く
  4. プロのカメラマンさんの近く

最前列は、音が大きすぎて、音割れしてしまうことがあります。

 

また、演奏が終わった子供に、花束やプレゼントを渡す人達が多く通るので、雑音が入りやすいです。

 

出入口の近くは、人の通り道になっているので、雑音が入りやすいです。

 

近くに赤ちゃんや小さい子供がいる場所も避けた方がいいです。

 

突然大きい声で泣いてしまったり、ママに話しかけたり、子供はおとなしくしていられない事が多いです。

 

近くにプロのカメラマンさんがいる場合、ポジションはいいのですが、カメラのシャッター音がずっと鳴っています。少し離れた方が無難です。

 

きれいに撮るために、子供の髪型にも気を付けよう

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ステージにグランドピアノを置く向きは決まっていて、ステージに向かって左側に子供が座ります。

 

ですから、子供の右側の横顔を映すことになります。

 

特に、女の子は髪型に気をつけてみてください。

 

ヘアアクセサリーは左側に付けると写りませんので、右側に付けてください。

 

また、表情を撮りたいので、髪の毛が顔にどばっとかからないように注意してみてください。

 

事前に、右からの横顔をチェックしておけば完璧ですね。

 

撮影チャンスは一度だけ!やってしまいがちな凡ミスに要注意!

・撮ったつもりが、撮影ボタンと停止ボタンが逆だった。
撮れてなかった、という凡ミスを避けるためにも、必ず「録画」状態になっているか確認しましょう。

・演奏の直前になってオートパワーオフになってしまった。
あるあるですね。設定が出来るなら、勝手に電源が切れないように事前に設定しておきましょう。

・演奏の途中で充電が切れた。
必ず前日にフル充電しておきましょう。

 

リハーサルがあるのなら、違う角度から撮るチャンスです。

 

リハーサルでは緊張せずに弾ける場合が多いので、可能ならばぜひ撮影してください。

 

子供のピアノ発表会を楽しもう!

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どんなに準備をしても突然のトラブルは付きものですから、準備を整えたら、あとは気楽に楽しんで撮影してみてください。

 

撮影の最中に、他のお子さんがプレゼントされたバルーンを持ってカメラの前を横切ってしまった、なんてこともありました(;'∀')

 

今回は、ピアノ発表会で上手に動画を撮影するコツについての記事でした。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。