アフィリエイト記事タイトルのネタ帳に「バカ売れキーワード1000」

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【バカ売れキーワード1000/堀田博和】という本のレビューです。セールスライティングに特化した言葉が集めてあるので、アフィリエイト記事や、セールス記事などを書く方向けかと。

 

キーワードと言っても、「SEO的なキーワード選び」に関する本ではありません。キーワードというより「フレーズ」ですね。目を引くキャッチコピーや、クリックしてもらえるタイトル付けに、役に立ちます。

 

アフィリエイト記事タイトルのネタ帳に「バカ売れキーワード1000」

この本自体のキャッチコピーは『キャッチコピーが面白いほど書ける』『あてはめるだけで飛ぶように売れていく!!』『たった1秒で人を惹きつけるフレーズが満載!』。

 

さすが、キャッチコピーを紹介するための渾身のキャッチコピーです。「キャッチコピー」がゲシュタルト崩壊しそうですが、こんな感じのキャッチコピーがたくさん詰まっている、辞書のような本です。

 

「バカ売れキーワード1000」の使い方

この本に収録されたキーワードは、9つのグループに分けて、載っています。

  • A【特徴】
  • B【気づき】
  • C【強調】
  • D【人気】
  • E【感情】
  • F【リアル感】
  • G【お得感】
  • H【標的(ターゲット)】
  • I【誘導】

 

グループは、さらに細かく分けられています。たとえば、A【特徴】の場合、6つのグループに分けられます。

 

こまかくグループ分けされていて、目的に合ったキーワードを探しやすくなっています。

 

A【特徴】~提供するモノの特長をより効果的に伝える~

  • A-1 新規性(新しさ)を訴える
  • A-2 歴史、伝統、古さを訴える
  • A-3 品質の高さを訴える
  • A-4 限定性、希少性を訴える
  • A-5 簡便性、簡単さ、軽さを訴える
  • A-6 信頼感、安心感を訴える

 

A【特徴】グループの、「A-1 新規性(新しさ)を訴える」という分類からキーワードを選んでみます。

 

【例1】「○○を一新する」

(例)過去の成功事例を一新する、これからの実践スタイル。

今までのものとは違う新しい商品がイメージできます。

 

【例2】「○○の先にあるもの」

(例)美白の先にあるもの、それは、○○と言う新しい考え方。

なんだか、オシャレで未来的なイメージですね。

 

こんな感じのキーワード、フレーズが載っています。

 

さらに、ひとつひとつのキーワードには、効果的な使い方、例、類義語、がそれぞれ書かれています。例えば、【特徴】の一番最初に掲載されている「○○最前線」はこんな感じ。

「○○最前線」

【効果的な使い方】目の前で起こっている研究結果、新しい試み、情報などが最新のものであるということを臨場感を込めて「○○最前線」と伝える。

【例】注目!お肌の研究最前線!悩めるあなたに朗報!

【類義語】○○最新情報、○○最旬情報、とれたて生情報、○○の現場から

辞書のような感じです。

 

「バカ売れキーワード1000」の掲載キーワード数は、ちょうど1000語。類義語を合わせると、4000個以上。かなりのボリュームです。まあ、中にはヘンなのもありますが。「細胞レベルで○○する」とか。ブルゾンちえみかい、みたいな。

 

こんな風に使える。タイトル決めの具体例

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アフィリエイトやブログ記事のタイトルは集客に直結します。そんなことは分かってます。クリックしてもらえなければ、ゼロです。記事の内容にあっていて、しかもキャッチーでクリックしたくなるタイトル。難しい。

 

自分の頭の中で考えても、なかなか思い付かないので、他人のネタ帳を見せてもらうのが速いです。他人のネタ帳が1,650円で買えるなら安いもんです。

 

「バカ売れキーワード1000」を使って、実際に架空の記事のタイトルを考えてみました。

 

○○化粧水を使ってみた。あつらえたような使用感に驚きがとまらない

使ったキーワードは「あつらえたような」です。化粧品や衣類などのレビュー記事を想定しています。SEOも意識するなら、口コミ、レビュー、使用感、実際に使った、などのキーワードを入れてもいいかも。

 

○○化粧水が進化しすぎ。去年とはまるで違う使用感をレポートします

使ったキーワードは「去年とはまるで違う」です。新しいものには弱いです。ただ「新しい」と言われるより、「去年とはまるで違う」って言われると、「おっ、何?」って気を引かれます。

 

簡単すぎ!寝ている間にお肌の活力チャージ○○化粧水を使った感想

使ったキーワードは「寝ている間に」です。やっぱり、カンタンで効果的な商品は魅力的ですよ。寝ている間に何とかしてくれるなんて、ちょっとクリックしてみたくなります。

 

以上、架空のタイトル3つ、考えてみました。楽しい。どなたか採点してください。

 

やりすぎ注意。詰め込みすぎはマイナス効果

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キャッチーなタイトルに惹かれて記事を読んでみたら、内容がひどくて損した気分になったことが何度もあります。

 

こうなると、商品を買うどころか、「二度とその人が書いた記事を読みたくない」と警戒します。せっかくいいタイトルを付けても逆効果。

 

まずは「記事の内容ありき」で、タイトルは「クリックしてもらえる可能性を高めるひとつのツール」くらいに考えた方がよさそうです。

 

また、何でも入れ替えのサイクルが早い時代ですから、ことばの選択も慎重に。資産としてのブログ記事を書きたい人は、普遍的なことばを選んで使うといいかと思います。日常生活でも、流行りのことばは、ほんの数ヶ月で「ダサっ」てなりますよね。

 

逆に「短期決戦」的な記事を書くときは、流行りの言葉や、とんがった感じの言葉を使って攻めるのもアリです。旬がいのちのトレンド記事とか。

 

「バカ売れキーワード1000」みたいに辞書的な本があると、書くことが思い付かない時、キーワードから逆にアイデアをもらえることもあります。語彙力も増えますし、時間がある時に、パラパラめくってみる、という使い方もアリです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。