簿記3級が難しい!簡単だと甘くみてたら、やられました。

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「簿記3級の勉強をはじめたけど、意外と難しくてびっくりしている」という方。

 

「簿記3級なんて楽勝でしょ」と甘くみていたのですけど、実際に勉強をはじめたら、なんじゃこりゃ難しい!

 

1ヶ月後の試験、もう申し込んじゃったし、家族にも受けるって言っちゃったし!

 

簿記3級が、簡単だとナメられる理由は、「3級だから」です。

 

簿記3級が、やたら難しく感じる理由は「義務教育でまったく習わない内容だから」です。

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それでも何とか合格できた突破口と、1ヶ月の流れを描きたいと思います。

簿記3級が難しい!簡単に取れると思っていたのに!

計算が苦手な私(40代主婦)ですが、お金のちしきを身に付けたくて、簿記3級を受けることを決めました。3級なら簡単だろうと、軽い気持ちで約1ヶ月後の試験に申し込みました。

簿記3級が簡単だと思われているのはなぜか

簿記3級が簡単だと思われている理由は、どんな試験でも「3級は基本」というイメージがあるから。

 

英検3級も、漢検3級も中学卒業ていどのレベルなので、ノー勉で受かったりします。英語も漢字も義務教育で習いますから。

 

だから、簿記の勉強をしたことがない人は「3級だから簡単にちがいない」って思うんです。

 

でも、簿記は義務教育で習わないという事実。

 

専門用語や手順を、イチからおぼえる必要があるので、勉強しないと受かりません。

 

一般常識をフルに活用して考えても、解ける問題じゃないんです。

 

簿記3級は、簿記の知識が何もないなら、東大生でも受からない検定だと思います、実際。

 

第1週目。ゴールが見えない…勉強を進めるほど、アセる

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軽い気持ちで始めた私は、とりあえずテキスト1冊勉強すれば受かるだろうと思い、まずは本屋さんでテキストを買いました。

 

「スッキリわかる日商簿記3級 第10版(1,000円)」という、アマゾンでも上位に入ってるテキストです。

 

この本の最初の方は特にむずかしいということもなく、割と気軽に読みすすめていました。

 

でも、読んでも読んでも、延々と続く仕訳の説明。終わる気配がない。

 

はじめて見る用語が、次から次へとでてくるし、最初の方に読んだ用語はもう忘れてるし、だんだん不安になってきました。

 

実はこのテキスト、最初の方に、「簿記の学習方法」が書いてあるんですよね。こんな感じです。

【簿記の学習方法】

1. テキストを読む

2. テキストを読んだら問題を解く

3. もう一度、すべての問題&チェックテストを解き、動画を見る

4. そして過去問題集を解く

これにしたがって、第1章(10ページ分)を読んだあとに問題にとりかかってみたのですが、今テキスト読んだばかりなのに、全然解けないんですよ、本当に。

 

「もう少し先まで読み進めてみたら分かるようになるかも」と思って、とりあえずテキストを最後まで流し読みしてみることにしました。

 

流し読みと言っても、はじめて見る用語ばっかりだし、けっこう時間がかかりました。

 

流し読みの段階で1週間が経過しても、テキストの半分しか読み終わらないし、ほとんど見に付いていないし、まったくゴールが見えない。

 

テキストを読めば読むほど、あせる気持ちが大きくなっていきました。

 

第2週目。勉強方法を変更。講義動画をとりいれる

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1週間が経過したこのとき、「仕訳編」を読み終えて、「帳簿編」に入るところでした。

 

最初に買ったテキスト「スッキリわかる日商簿記3級」は、「仕訳編」、「帳簿編」、「決算編」の3分編成になっています。まずは「仕訳編」で取引の仕訳のしかたを覚え、それから帳簿や決算の処理をまなぶ、という構成です。

 

ここからが本番だ!と気合を入れなおしましたが、帳簿編はさらに分からない。チンプンカンプンってこのことか!と思いました。

 

仕訳編は、読んでいれば、まあ理解できる内容でした。

 

でも、帳簿編に入った途端、何だかとつぜん難しい。

 

もう学習期間の5分の1が終わってるのに、ゴエモン君(テキストに出てくるキャラ)が何をやろうとしているのか全然わからない。

 

ここで私のアセりはピークに達しました。

 

テキストを見ていても、内容がまったく頭にはいってこなくなったので、誰かに説明してもらわないと無理だと思い、ネットで見れる講義動画をさがしました。

 

そしたら、1ヶ月間1,078円で見れる簿記3級の講義動画を見つけたので、さっそく申し込むことに。

 

千円のテキストで行き詰っていたので、プラス千円で教えてくれるなら安いもんだ、と思って速攻でポチりました。

 

わたしがポチったのは、オンスク.JPです。



試算表が分かったら、ゴールがうっすら見えてきた

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その後、4日間で講義動画の「仕訳」を見おわり、「試算表」に入りました。

 

テキストは先に帳簿でしたが、この講義動画では順番がちがっていて、先に「試算表」でした。

 

仕訳をもとに、自分で作業をして試算表を作っていくんですが、講義動画を何度か見て、問題を何度か解いていくうちに、「そういうことか!」と分かるようになってきました。

 

ここで、ようやく簿記3級合格のゴールがうっすら見えてきました。

 

実際は、試算表の後も、決算整理や精算表などまだまだ続くのですが、これらは試算表と大差ないです。

先が見えなくてモチベーションが維持できない、という方は、試算表が分かったら何とかなるので、目安にしてみてください。

 

ちなみに、その後の勉強内容はこんな感じ。過去問題集も追加で購入しました。

【簿記の学習方法】

第3週:動画をくり返し見て、動画に付属している問題を解き始める

第4週:動画を見て、動画に付属している問題をたくさん解く

第5週:テキスト付属の問題と、テスト形式の過去問をひたすら解く

 

簿記3級は難しかったけど1ヶ月で合格できました

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簿記3級でつまづいた所

繰り返しになりますが、もうダメかもと思ったのは、仕訳の学習を終えて、次の段階に入ったところでした。

 

テキストによって学習の順番はちがいますが、仕訳した取引を総勘定元帳に転記して、試算表をつくるところです。

 

はっきり言って、かなり最初の方ですが、簿記の知識がまったくなかったので、テキストだけで理解するのはキビしかったです。

 

とつぜん、総勘定元帳に転記、とか分からないですよ、実際。

 

テキストの限界。突破口は動画でした

テキストだけの独学に限界を感じたのは、「総勘定元帳に転記」のあたりで、テキストの内容がまったく頭にはいってこなくなりました。

 

目で見ても、脳がシャットアウト状態。

 

残り学習期間が4週間しかなかったので、スクールに通うという選択肢はなく、ネットで見れる講義動画を探しました。

 

私が決めたのは、オンスク.JPというやつです。1ヶ月980円でプロの先生が口頭で説明してくれて、結果的にコスパ最高でした。

 

自分でテキストを読むよりも、説明してくれるのを聞いてるだけの方が、ラクに決まってます。

 

仕訳問題や、文章問題も付いていたので、第3週目からは「講義を1つ見終わったら問題を解く」という学習方法に変えました。

 

そしたらこれまで分からなかった所が「うお!そういうことだったのか!」と急に頭の中に入ってくるようになりました。

 

ただし、数ある講義動画の中で、このオンスク.JPの講義が「特に分かりやすいわけではない」と思います。

 

お金を払えば、もっと分かりやすく解説してくれるカリスマ講師もいると思いますが、コスパを考えると、オンスクで十分でした。

 

安いし。すぐ解約できるし。

 

ちなみに、わたしは1ヶ月で解約しました。

 

もし不合格なら、またその時に考えようと思ってましたが、結果的に合格したのでそのまま解約となりました。

そして過去問を解きまくる

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講義動画を最後まで見て、動画に付属していた問題もひととおり終えたのが、試験の10日前。

 

その後、最初に買ったテキスト「スッキリわかる日商簿記3級」の後ろに付いていた問題にとりかかりました。

 

テキスト後ろの問題を全部解きおわったのが、試験の4日前。

 

ここからはひたすら試験と同じ形式の過去問を解きました。

 

過去問は1回2時間かかるので、かなり消耗しますが、過去問は最重要。

 

テキストと同じシリーズの「スッキリとける日商簿記3級過去+予想問題集」を買い足して使いました。

 

テストと同じ形式の過去問を1回分解いてみて、ここへ来てやっと「こういう試験なんだ」という実感というか、手ごたえみたいなものを感じましたよ。

 

過去問にチャレンジして1回目で76点取れた時は、うぉおおお!となりましたよ(70点以上で合格)。

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ただ、何回かやっていくうちに、合格点が取れなかった回や、時間が全然足りない回もあったりで、やっぱり過去問はやれるだけやっておいた方が合格に近づくなと実感しました。

落ちた、と思った原因と解決策

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テスト当日は、わりと自信満々で臨みました。過去問の点数が、だいたい合格点以上取れていたからです。

 

ただ、最後の数日間はかなり詰め込んだので、集中力もモチベーションも、もはや限界でした。

 

試験では、第2問は解きにくくて後回しにしたものの、他の問題はだいたい順調に解きすすめていきました。第5問は苦戦しましたが、少しくらい間違えても何とかなるだろうと思って、最後にあたまから見直しを始めました。

 

残り10分、第3問の見直しをしていた時、やっちまったことに気づいたんです。電子記録債権、電子記録債務の仕訳をまちがえたことに。

 

普通に勉強している分には、全然むずかしい所ではないんです。

 

ただ、テキストと動画で1度だけ見て、その後手付かずになっていた箇所でした。過去問にも出てこなかったので、もう記憶のすみに追いやられていたんです。

 

ここの仕訳を間違えると、売上やら当座預金やら、他の部分の計算も違ってきてしまうのですが、もう直す時間もなく、あきらめてそのまま放置することに。とほほ。

 

冷静になれば直せたかもしれないんですが、その時はもうパニックで頭の中が真っ白になってしまったので、何もできませんでした。

 

第5問は自信がないし、第3問もだめだったし、落ちたな…、と思いました。

 

でも、結果的には合格してたんですよ。

 

全部の数字があっていなくても、所々あっていれば点数がもらえるので、それで何とか合格点がもらえたんでしょうか。

 

もう一度受験するモチベーションは残っていなかったので、本当にホッとしました。

 

今回はラッキーでしたが、次にもし別の分野で試験を受けるとしたら、はじめて学習する分野は、1回勉強するだけではだめだ、ということを肝に銘じておきたいと思います。

 

試験前の1~2日間では、理解できていると思っている部分もくまなく総ざらいしておいた方が、より確実です。

 

まとめ

結論としては、この4点です。

・ 3級は初級というイメージのせいで、簿記3級も簡単だと思われている

・ 簿記は義務教育で習わないので、勉強しないと受からない検定である

・ テキストだけの独学で行き詰った時、講義動画を試したら先が開けた

・ はじめて学習する内容は、分かったつもりになりやすいので復習必須

 

簿記3級は、これまで使ったことのない脳みそをフル稼働させる必要がある検定で、じっさい難しいです。

 

独学でがんばっているみなさん、「簿記3級はかんたん」なんていう言葉にまどわされず、がんばってください!

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最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。